【人災?】中国天津市 大爆発 消化活動の放水が原因か? [中国ニュース]
※http://www.sankei.com/photo/images/news/150813/sty1508130013-f1.jpgより引用
中国天津市での爆発事故に続報が入っている。
危険科学物質の貯蔵倉庫での今回の爆発事件だが、
死者50人、けが人701人(うち70人が重傷)、また数十人が行方不明となる大事故。
死者のうちの17人は消防隊員となっており初期消火活動に問題があったのではと
一部の報道では疑問視されている。
「水をかけてはいけない危険物質があるとは知らずに現場で用いたのが全て水だった。」
「10分ほど水をかけると音がして光りだし爆発した。」
と答えた消防隊員もいるようだ。
これに対して中国公安省幹部は化学物質にたいする消化知識を隊員はもっており、
正しい処置をしたと主張している。
しかし、倉庫には水と反応すると爆発を起こす硝酸化合物などの
化学物質があったとみられており、
2度目の爆発の威力は高性能火薬21トン分に相当するといわれ、
放水による化学反応ではと疑いがもたれている。
今回の大規模な被害の原因として、
大きく2点原因が挙げられている。
ひとつ目は危険化学物質の貯蔵施設からは1キロ以内の建物の建築が
規制されていたにもかかわらず、倉庫から数百メートルの場所にマンションがあり、
被害が広がったこと。
もうひとつは、周辺住民に対する避難勧告がなかったこと。
現在、中国政府は報道規制を強めており、
すでに事実と異なる発信をしたとして微信を1週間停止するという措置も行われている。
中国天津 大爆発の経緯をまとめました↓
http://trendhatena.blog.so-net.ne.jp/2015-08-18-1
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タグ:化学物質 硝酸化合物
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